その2

タケコプター。

技術要素の推察

頭部に乗せることにより、人一人分の重量を浮遊させるアイテムである。形状はヘリコプターを小型化したようなものであるため、ヘリコプターと同じくローターにより対気推力を発生させるものと思われがちだが、そうではない。
原理は、各国が作成し、宇宙に配置している動力・廃棄物処理用マイクロ・ブラックホール付近と空間を接合することにより重力場に局所的変化を発生させ、進行方向(落下方向、が適切な表現である)を変化させることにより推力を得る。外見はかつてのヘリコプターを模した物であるだけである。

使用上の注意

マイクロブラックホールは事象の地平面から強いX線を放射することがあります。

お客様からの代表的なQA

Q:ローターの回転と逆に、体が回転してしまうことがありませんか?
A:タケコプターはわずか90グラム。また回転するローター部分は23グラム。普通の人間の体重とは比較にならないほど小さな慣性質量です。なので、ヘリのようなテールローターが無くてもそれほど体が回転することはありません。が、微妙に回転します。

Q:動力源は何ですか?
A:単3電池1本です。できるだけ、アルカリ乾電池を用いてください。

Q:頭皮のわずか5cm^2程度で全体重を支えたら、頭皮がはがれてしまうのではありませんか?
A:常識的に考えればそうなりますね。

Q:とあるシチュエーションで必ず電池が切れて落下するのは、フェイルセーフが不足していませんか?
A:フェイルセーフ機能は充実しているのですが、話の進行上落下することになっております。日常の使用ではありえない現象なので、ご安心ください。

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