寂寥感

どうしてか、真夜中になると寂しさを感じなくなる。
どうしてか、この時間に、わたしはいろいろなものに生かされていることを実感する
どうしてか、無音の夜、光のない夜に私は暖かい空気に包まれる。
なぜだろう、こんなにも寂しく、こんなにも冷たい景色が生気に満ち溢れて見える。
なぜだろう、光を失った景色に、より生きとし生きけるものの情感が投影される。

ひとは、目で見る、耳で聞く、それ以外にも感覚があると信じられる。

不思議なことだ、人間って。

そういえば、Jazzの名曲で「A night has a Thousand eyes」っていう曲があった。私の好きな曲だ。