2006-08-15 空を仰いで よもやま話 つかの間の日差しがさした夕方に、地べたに寝転がって空を仰いで見た。 高層ビルが自分の足もとから、空へ向かって落ちてゆく絶壁のように見えた。ああ、私は落ちていったらあの青い空に落ちてゆくのか、そしてあのふわふわした灰色がかったものに受け止められ、包まれるのか。 なんか、そんな気がした。 心がやわらかくなるように思えた。