アンチェインドメロディ

生きるためのおまじない・・いつでも死ねる薬。眠ってそのまま呼吸も心臓も止まっていくという。これをもっているのは背水の陣。がけっぷち。今日も飲めなかったその薬。なんでこんなに命に執着するのだろう?もう失うものなんて何もないのに。失うものは何もありません・・・・またはまるWhat for, do I live? Why, why am I alive?

その先の光が見えない。
ブラックホールのように光を失った日々、真剣に生きていて、それでも足りない。私にできることなんて何もない。真剣に生きているのに。


「あぁ!ナースチェンカ!君は今どれだけのことを私にしてくれたかお分かりですか!私の漆黒のような人生にどれだけの光を与えてくれたか、あなたにはお分かりにならないでしょう!この2分、たったこれだけの短い時間でナースチェンカ、私の曇った夜空に満月のように輝く光を!」

と、ドストエフスキーのような書き口で妄想してみる。こんど罪と罰読み直してみよう。

「ソーネチカ、君はなんだってこうも打ち捨てられ、からからに乾いた薪のような私の心にそんなにもふれてくれるのか!」

と、今度はロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ(あってたかな?)
トルストイはあんまり好きじゃない。「人」を描いてないから。社会派なのかな、彼は。文学は詳しくないので良く知りませんけど。

あぁソーネチカ、ナースチェンカ、現れないかなぁ?