リタリン

さて、このお薬を試したわけですが・・・・・
あまりに効いている時間が短いのが難点。アメリカなんかでは徐放型（SR型）の錠剤も発売されているようです。このタイプの錠剤は、ゆっくりと少しずつ成分を放出しますから、一気にテンションが上がることはないけれど長持ちする。
日本でもこのタイプを使って欲しいものです。そうすれば濫用も防げるでしょう・・こんど聞いてみよう。

ちなみにこのお薬を、医師の処方どおり使っているぶんには反動で疲れたりすることはあまりありません。（たった2〜3日の経験ですが）ただ、使った日の夜はよく寝ることが大切ですね。たくさん使われてしまった脳内のトランスポーターを補給してあげないと。ただ、規定量を超えて飲んだときにどうなるかは分かりません。この種の薬（向精神薬）をたくさん飲むのは本当に危険だと思います。

この薬も中枢神経刺激薬ですから、中枢神経に直接作用してノルエピネフリン、ドーパミンをたくさん出してあげる作用があるようです。日本では難治性うつに適用、応用として子供のADHD治療にも使われ、効果をあげています。

乱用が広まったため、世間では冷たい目で見られる薬ですが、きちんとした投薬管理ができればノープロブレムです。難治性のうつの患者に光を与えてくれる薬だと思います。私もSSRI（パキシル、ゾロフト、ルボックス、プロザック）やSNRI（トレドミン）を試しましたが、いずれもうまくいきませんでした。逆に怒りっぽくなったり、感情がなくなったり、副作用のほうがひどかったですね。今のメインの薬はノリトレン＋アモキサン。古くからある抗うつ剤ですが効果は強いそうです。