無理をしている。
明らかにオーバースペックなことをしている。そのためにいろいろ体に負担をかけている。それが自覚症状として出ている。
会社が求めるのは、スタートの第一歩から「十分なパフォーマンスを出すこと」。
2〜3ヶ月かけてソフトランディングすれば、そのパフォーマンスは出せる。その自信はある。
でも、はじめの第一歩から到達することは、相当な無理をしなければできない。自動車で言えば、発進してすぐに100キロに到達するようなもの。
別に怪我をしたからではない。それは無茶だ。
モダフィニルを使って、ドーパミン、ノルエピネフリンを強制的に出す。
その、不自然なちからで仕事をする。
結果、救急車だ。負けだ。
会社はどうしても勝てない勝負を振ってきているのだろうか。振り落とすための処遇なのか。嘱託医は、ランディングの方法をいろいろ考えてくれた。それはリーズナブルな方法だった。でも、会社はその意見を聞くことはなかった。
4者面談の時、嘱託医の意見を訊くことはなかった。だれも。
ふさわしい結果、成果を出すこと、それが最低限の条件として設定された。
だれも、ドクターの意見を取り入れなかった。だれも。
そして、決定は下された。
私はどうすればいいのだろう。
もう少しの間、無理を通しきる? 無理はしないで、ダメの烙印を押されてクビになる?Alternativeはこれだけ?
人間だから、相手も人間だから・・
そう思って・・・
まとまりが無くなってしまった。でも、復職の現実はみんなこんななのかな。
一度止まったら、再スタートできない。それが現実なのかな。
だとしたら、寂しいな。
友人が仕事の帰りにわざわざ私の家によってくれた。
「倒れるな」「血を吐くな」「ゆっくり、転ばないように走れ」「救急車なんかに乗るな」・・・・
わかってる。
わかってる・・・
人前で泣くのは嫌だった・・・