大不況。

もともとはサブプライムとかCDSとかわけのわからない金融派生商品を作って、銀行とかがこぞって利ざやの大きいそっちに投資、破綻。それで世界に大不況を発信しているアメリカ。もういい加減にして欲しい。
真面目に商売をやっている人や真面目に働いていた人が馬鹿を見る羽目になると言う最低な結果に。


日本は日本で、内需も外需もなくなって八方ふさがりだ。いくら政府が介入したところでもはや修正不能だろう。まだサブプライム証券化したのに日本の金融は飛びついてなかったからいいものの・・
輸出関連は総悲観。派遣の解雇のラッシュが全国で巻き起こっている。年末に住むところすら追い出されて。もうね、どうするの?
私が就職した2001年は就職の超氷河期だった。そのせいで私の年代の前後は非正規雇用者がかなり多いという。未来予想図を描けない人生って、何に希望を見いだせばいいのか。怖くて結婚なんてできない、怖くて子供なんて生めない、そんな風に思っているのではないだろうか。


秋葉原事件のようなのが多発するのではないだろうか?暴動すら起きてもおかしくない。何が起きてもおかしくない時代になってしまった。
アメリカのビッグスリーも、つなぎ融資でしのげる状況ではないだろう。そのうち数百万の失業者が出てどんな世の中になるかわからない。オバマ氏もとんでもないときに大統領になってしまったものだ。


すべては金融業界がいけない。本来の姿からものすごくゆがんだ金融商品をころがして大きな利ざやを得ようとした結末がこれだ。円高は、ドルがダメだと見切った投資筋が信用を保っている円買いから起こったことで、円は強くなっているのだが輸出に大きく頼っている日本の産業は首を絞められている。
対ユーロでは円はそれほど高くないのだが、アメリカ向けの輸出が大きな部分を占めてるから・・・


いったん全部壊してしまって、再構築するしかないのだろうか。
そうなると一番苦しむのは誰だろうか。