アウフヘーベンするのだ

現在は、さまざまなメディアから、これでもか、というくらい簡単に情報が手に入るようになった。百科事典?そんなの過去の話。いつでも最新の情報がWWWから手に入る。これはすばらしい進歩だ。革命的といっていいと思う。反面、確固とした情報媒体、たとえば新聞であるとか、辞典であるとか・・・からはみ出した真偽のほどがわからない情報もたくさんある。2chなど、よい例なのではないか。
昔なら、いろいろな資料をあたって得た知識は、そのまま受け入れてもあまり問題はなかったのでは、と思う。しかし、現代のように、無数のpathを経て届く雑多な、限りない量の情報、これは信じていいのかな?情報はたくさんあるけど・・・。では、こういった新しいメディアのレゾンデートルは何か?それはこういった情報を取捨選択、アウフヘーベンしてこそ利用価値のあるものであり、こういった能力が現代人に求められている時代になったのだな、と私は思う。
私は、高次脳機能障害になってからたくさんのことを調べて、調べて・・すごい量の情報をかき集めてきました。こんなことが個人でできるのも、WWWの恩恵です。