自分の経験

事故の後、しばらくわけのわからない不安と焦りに駆られて、わけのわからない言動をした。自殺未遂をしたり、とにかく不安で死を望んだようだ。手首を切ったり、睡眠薬をたくさんアルコールといっしょに飲んだり。入院していた病院では「後遺症はありません」と断言していた。
そして、リハビリテーション病院を見つけてもらって、初めて自分の諸症状が事故の後遺症であることを知った。初めて高次脳機能障害であることを知った。ありえない言動は、この後遺症から発していることを知った。
そして治療を開始。服薬によって、不安や焦燥はさっぱりと消えた。普段の自分に戻ることができた。


ただ今、高次脳機能障害についてくる苦しさを味わっている。記憶、遂行機能など。これらは時間とともに緩やかに改善するとはいえ、元通りにはならないでしょう。と、鬱々とすることがたくさんあります。あーつらい。