RF400と現代のバイク

さて、以前乗っていたバイク。RF400というやつだけど・・ツアラーでテントや寝袋などたくさんの荷物を積んで合計2000キロを超えるようなロングツーリングを3日でこなしたりしていました。こんなの。
http://www.geocities.jp/youhei_i/bike1.htm
でかい車体に似合わず運動性もよくて、峠で走りやさんのNSRやTZRを追い掛け回したりしていました。さすがにうまい人にはまったく歯が立ちませんでしたが。
なので改造。エンジンを改造、吸気系、排気系を改造、サスペンションを改造、ブレーキを改造、レースタイヤを装着・・・・・・とかやっていたら、改造費が100万円くらいかかっていました(馬鹿)
工学的な計算をして、圧縮比をガソリンで回る極限値の15.5まであげてやって、やっとこさ後輪で68馬力。なんとか230km/hくらい出ましたね。

その後はNSR250-SPとかに乗って遊んで足の骨を粉砕したりしたものですが、この前某茨城県のサーキットで友達にバイクを借りて乗ってみた。スズキの最新スーパースポーツで、薄いガスケットとハイカムのちょっとした改造で195馬力。前に乗っていた車(インテグラ Type R、200馬力)とほとんど変わらないじゃん。

なんか、すっごい速いの。よく「ジェット機が離陸するときの加速がすごい」なんていう人がいるけど、比べ物にならない。カタパルトで発射されたように、時々フロントタイヤを持ち上げながら300キロを超えるところまで加速する。デジタルメーターはぱらぱらと324まで・・12000回転でシフトランプが光って、ギアをあげて、また光って・・・一瞬で300オーバーの世界へ・・そしてすぐコーナリングなのでフルブレーキで70km/hまで落とす。計ったところでは、100キロまでの加速が2.3秒。もうやってらんない。

一瞬だけF1やGPレーサーの気持ちを味わった私でした。加速は麻薬みたいな快感・・・戦闘機なんかもっとすごいんでしょうね。

ちなみにオートバイのレースの最高峰、Moto GP(990cc)の速度は360km/h。うひゃーすごい。車では昔のルマンに参戦していた車は400km/h以上。どんな感じなんだろう・・私の腕では250km/hを越えたあたりでコントロールの限界でした。