胸が痛い・・・・

突然の痛み。前回の循環器科への救急搬送で、心電図に狭窄の疑いはほぼありえない、ということだったので薬箱をあさる。
セルシンを10mg、アセトアミノフェンを325mg・・・・・
テーブルの上の天然水ペットボトルで流し込む。


「生きたいんだな」


少し感じた。 

しかし、ホリゾンのアンプルくらい薬局で売ってくれればいいのに。
そうすれば10m程度筋注か、5mのIVですぐに効くのに。別に乱用の危険性も無い医薬品だし、規制緩和してほしいものです。医師法違反?自分にする分には問題ないでしょ。


ちょろっと法律のお話。
そもそも犯罪とは、「その作為、または不作為によって法益が損なわれる」から犯罪なのであって、自分の身に針をさすことは「損なわれる法益が無い」として本来的には無罪だ。一時期あった「殴られ屋」もおなじ。合意の上で自分の身に傷害を加えることは犯罪にならない。しかし、「合意殺人」「安楽死」の場合、近年では「消極的安楽死」は合法と判断されるようになってきたが、判例では「生命は法秩序上最高位の法益である」とされている。つまり、法益が個人の判断のもとではないということ。なので合意の上での殺人は違法。


話がそれましたが注射をするのは医師法17条で医師だけ、または保健師助産師看護師法31条、37条で限定されている。しかし、治療を目的として、得られる利益が損なわれる法益よりも大きいのだから別にいいじゃん?違法性阻却事由じゃん?
ま、いろいろ書きましたが、速やかに中枢をおさえるジアゼパムとか痛み止め、塩酸ドパミンその他もろもろの急性症状に対応する注射薬って、売ってもいいと思いますけどね。注射をミスった?説明書読め。で。